私の娘がアトピー性皮膚炎だと診断されたのは
25年も前の話なので、
その頃はあまりアトピーが何なのか
知られていなくて、
ただ塗り薬を渡されるだけでした。
私の父がアレルギー体質だったので、
遺伝もあるかもしれません。
今まで彼女のアトピー対策の為に、
色々やってきた事を紹介します。
アトピーとは
■アトピーとアレルギーは同じなの?
違います。
そもそもアレルギー体質の人が
アトピーを発症するそうで、
アレルギーとは特定の物に対し
その人に反応が現れ、
アトピーとは誰も反応しない物に対し、
敏感な反応が現れる事を言うそうです。
ですから娘の場合は、
アトピーとアレルギーが並行して
症状が出ていたと言う事になります。
■いつ発症するの?
これはドクターもわからないくらいの謎です。
治ったかなあと思ったら、
いきなり又何かに反応して、
首や肘の裏、膝の裏が赤く痒くなって
ガサガサになり、
可哀想なくらいの状態になり、
それを繰り返すのです。
■遺伝もあるの?
アトピーの要因の一つに、
遺伝の影響もかなりあるらしいです。
私の父が物凄いアレルギー体質だったので、
それを娘が受け継いで
アトピーが発症したようです。
食べ物、着るもので注意することは?
■食べ物で注意する事は?
これは主治医に聞いて、検査を受けて下さい。
その人それぞれで、
何の食べ物に反応するのかを調べてもらって
対処するようになります。
幸い私の娘の場合は、
食べ物の影響はありませんでした。
ですが、やはり加工食品を避け、
出来るだけ手作りの、 ナチュラルな物を
食べるように心がけています。
■着るものとかは?
これにも影響があります。
彼女の場合、色々着せてみた結果、
コットンとシルクは大丈夫なので、
それだけを着るようにしています。
寝具は検査の結果、
彼女は羽毛に反応すると出たので、
枕や布団を羽毛のものから
全て普通の真綿に変えたら、
すっかり症状が軽くなりました。
そしてもちろんシーツも全て
シルクかコットンです。
石鹸にも注意
いつも洗っている石鹸やシャンプー類にも
気をつけて下さい。
彼女には、ヤギのミルク石鹸と
アフリカンブラックソープだけには
何の反応も現れず、
肌の状態が良好に向かったので、
それをもう何年も使っています。
■シャンプーも
アフリカンブラックソープの
シャンプーに変えました。
乾燥を防ぐ事が大事
アトピー肌は乾燥する事で悪化します。
なので、いつも保湿をして欲しいのですが、
使用するクリームにも反応するので、
気をつけて欲しいと思います。
彼女はほとんどココナッツオイルだけか、
ココナッツオイル素材の
クリームなどで保湿しています。
どちらにしても自然な無添加のものを
使用した方が良いでしょう。
■唇の乾きにも
これは忘れられがちなのですが、
アトピーは口の周りも乾燥し、
ひどい症状が現れます。
その時はワセリンを使って、
ひび割れで痛みが出ないように、
いつも潤いを保つようにしています。
そして香料や化学薬品の入った口紅などを
使用しない事です。
まとめ
子供や知り合いがアトピーで
困っているのを見ると、
本当に心が痛くなります。
自分では何も出来ないので、
出来るだけ症状を緩和させてあげながら、
気長に付き合っていくしかないようです。
ですが、少しずつでも、食事、着る物、寝具、
石鹸、スキンケア商品などに気をつけて、
症状が出ない商品へ変えていけば、
随分と楽になります。
うちの娘も石鹸を変えてからは、
もう3年程症状が現れていません。
アトピーで悩んでいるみなさん、
そしてご家族のみなさん、お察し致します。
これらのアイデアが少しでも
みなさんのお役に立てば、幸いです。
どうぞお大事になさって下さい。
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