グルテンアレルギーで悩むあなたへ〜グルテンフリーレシピもあるよ

私はグルテンアレルギーじゃないから
大丈夫、と安心していませんか。

実は私の夫も、今まで何の問題もなく
パンやパスタを食べ続けてきましたが、
70代になっていきなり
グルテンアレルギーの診断が下されたのです。

それではそのストーリーの過程を
お話ししていきます。

グルテンって一体何？

まずグルテンが何であるかを
知る必要がありますね。

グルテンとは、
小麦などの穀物の胚乳から生成される
タンパク質を差し、
麺類やパンだけでなく、
数多くの小麦加工品に含まれています。

今まで思ってもみなかった、醤油やだしの素にも
グルテンが入っているとは驚きです。

私の夫は何ヶ月もお腹の張りや便秘、
胸やけや腹痛に悩まされ、
あらゆる病院へ通いました。

主治医が処方する胃腸薬や、
薬局などで買う胃薬も全く効きませんでした。

そして胃腸の専門家の元、
胃カメラ、腸検査を受けましたが、
その結果も異常なし。

最後の手段で専門医から
グルテンアレルギーかもしれないから、
グルテンを食事から全部省いてみてと言われ、
グルテンフリーの食事を開始しました。

その1週間後くらいから、腹痛や便秘が解消し
体調が嘘のように戻ったのです。

私たちの食生活の中には、
ほとんど小麦が入っているので、
それを摂らないとなると、
どうして良いのかパニクるかもしれません。

でも大丈夫です。
基本的にご飯とお肉やお魚、
そして野菜の食事を心がければ良いのですから、
ご飯を主食とする日本人には案外簡単です。

グルテンフリー商品を上手に利用して
最近はグルテンフリーの醤油や、だしの素、
パンやパスタもたくさん出てきたので、
安心してそのような商品に頼りましょう。

日本の麺類を食べたい時は、
十割そばならグルテンフリーなので大丈夫です。

私がいつも使う基本的なソースのレシピをご紹介します。

⑴照り焼きソース
グルテンフリー醤油大さじ1、お酒大さじ2、
蜂蜜大さじ2、生姜とニンニクをお好みで。
これをしばらく煮詰めて作りおきしておきます。

鶏肉や豚肉、牛肉、お魚全ての照り焼きに、
このソースはもってこいです。

⑵麺つゆ
信じられませんが、市販の麺つゆにも
グルテンが入ってるいるのです。

水200cc、グルテンフリー醤油100cc、
酒大さじ1、蜂蜜は自分の好きな甘みに加減。
これを煮詰めて保管しておけば、
麺つゆや、天つゆとして使え重宝します。

⑶ホワイトソース
フライパンを熱しバター大さじ2を溶かします。
それに米粉4分の1カップを加え、練ります。
豆乳1カップをレンジで少し温めておき、
練った米粉に少しずつ温めた豆乳を入れながら、
中火で練ります。

このソースはとても便利で、
パスタ、グラタン、ドリア、シチューなど
様々に活用出来るので、
いつも冷蔵庫にストックしておくと良いと思います。

⑷手作り出し汁
グルテンフリーだしの素を見つけるのは難しいので、
私はいつも鶏肉や牛肉、
豚肉やお魚を煮詰めた煮汁をとっておき、
氷のキューブトレイに入れ冷凍しておきます。

そうすれば必要な時に1個ずつ取り出して使え、
とても便利です。

⑸バナナパンケーキ風
材料は熟したバナナ1本と卵2個だけ。
バナナをよく潰し、
卵を加えてよくかき混ぜます。
バターで好きな厚さに焼けば、
グルテンフリーパンケーキの出来上がりです。
自然な甘さでとても美味しいですよ。

最初グルテンフリーの料理を始めた時は、
私も戸惑いましたが、
慣れてくると、
グルテンは私たちの生活には
なくても平気になってきます。

インターネットで調べれば、
今はグルテンフリーのお菓子やおやつ、
色々な商品が出てくるはずです。

グルテンフリーの料理は大変だと落ち込まず、
このような商品を利用して
快調な食生活を心がけましょう。