昨今でもやはり、ママの中では出産後、に完全母乳育児を希望する人が多いようですね。
母乳を飲んでくれなかったり、質の悪化や思うように出なかったりといろいろなアクシデントで結局ミルクや混合育児を選ぶ人もいます。
最近では、混合で育てたいという方も増えてきましたね!
しかし、混合母乳育児でも悩むことはたくさんありますよね。今回はそのような方たちに向ける、混合育児について説明したいと思います。
混合育児に決めた人は、初めから混合母乳育児をしたいと選択する方よりも、完全母乳育児が希望だったけれど、失敗してしまい、混合母乳育児を頑張りたいという方の方が多いと思います。
なぜ完全母乳育児に失敗してしまったのでしょうか?
原因は?
混合育児を選ぶ人の理由として見受けられるのは主に3パターンです。
まずは、産院で出生後すぐから母乳+ミルクを飲ませると指示を受けたパターンです。
特に初めての出産・育児の場合は、このように指示を受けると、ミルクは必ず足すものと思ってしまいます。そして退院後も、足りているのか不安でミルクを足していくうちに、母乳分泌量が低下してしまい、本来は母乳育児が可能であったとしても、混合育児になってしまいます。
2つめは、産院で、赤ちゃんに黄疸や低血糖がありミルクを追加する必要があったパターンです。この場合は、入院中は医師や助産師がいて安心できるけれど、治癒し退院した後でも、不安になってしまいミルクを追加してしまうようです。すると、ミルクの方が、腹持ちがいいため授乳間隔があいていき母乳の授乳回数が減っていくことで分泌量低下へとつながります。
最後は、入院中は完全母乳育児だったけれど、退院後に周囲から「母乳たりてるの?」などと声をかけられるパターンです。入院中は、ミルクを飲む前と飲んだ後に体重を測定できる産院もあるため、どのくらい飲んでいるか大体の目安はつきます。実際に母乳がたりていても、授乳後にベッドに置くことで泣いてしまったりして、それを見た周囲(特に祖父母)が、母乳が足りていないから泣いているんだ!と指摘してくることがあります。その言葉によって、足りていないんじゃないか?と不安になりミルクを追加したり、ストレスとなって母乳分泌量が低下したりします。
よく耳にするのが「授乳間隔が短いから」「おっぱいが張らないから」「何十分もくわえたまま離さない」から、母乳が足りていないという言葉です。しかしこれは大間違いです。おっぱいが張っていなくても、母乳がたくさん出て完全母乳育児をしている方はたくさんいらっしゃいますので、安心してください。
ミルクを飲まない時は?
まず、飲まない原因を探してみましょう。実は飲んでくれない赤ちゃんは、お腹がいっぱいでミルクは飲みたくないという場合が多いそうですよ。
ミルクを追加するか悩んでいるときは
母乳のみでは不安で、ミルクを追加しようか悩んでいる方は、以下を参考にしてみるのもいいでしょう。
・生後6ヶ月ごろまでの1日体重増加量は18~30g
・授乳後、吐き戻してしまう
・おしっこの回数が1日6~8回ある
・よく、うなっている
この4つのうち2つ当てはまれば、母乳が足りているので、ミルクは必要ないようです。
さいごに
母乳に関しては、さまざまな面において周囲からの影響が大きいですよね。
結局のところ、産院のアドバイスや自分に一番合った授乳を選べた良いと思います。それぞれの授乳法に一長一短のメリットとデメリットがあるので慎重に選んでみましょう!