これは私が大学在学中のことです。
入学後、初めての健康診断は特に問題がありませんでした。
しかし、次の年の健康診断が終わってから少し経ったときのことです。
掲示板に保健室に来るよう旨の知らせがありました。入学して以来初めて
保健室へ行きました。
すると、診断の結果の書かれた用紙を見せられ心電図で引っかかったことを
知らされました。初めてのことですし、何より心臓に関連するものだったので
ショックでした。
心電図ST低下で要精密検査に
心電図の項目のところにST低下と書かれ、
要精密検査の文字がしっかりと書かれていました。
ST低下は狭心症や心筋梗塞にもつながるものらしいので、
頭が真っ白になりました。祖父を狭心症で亡くしたこともあり、
遺伝しているのかもしれないという思いもありました。
詳しく調べた方がいいと言われ、近くにあった循環器内科を
受診することにしました。不安だったこともあり、
家族にも同行してもらいました。
病院でもう一度心電図を取ってもらうと、やはりST低下が見られているそうです。そこでホルター心電図というものを装着し、24時間心電図を記録することに
なりました。
装着しているだけでなく、今何をしたかも記録しなければならなかったので
少し面倒に感じました。
また次の日にも受診するように言われ、その日はそのまま帰りました。
1日そのまま過ごし、再度受診しました。
24時間の記録を眺めて、やっぱりST低下が見られると言われました。
しかし、そこまで気にするような数値ではないので大丈夫だろうとのことで、
ようやく安心することができました。
母はもともと小さいころから不整脈がちだったから、そのせいかもしれないと
言っていました。
私は大学入学後に少し無理な減量を行ったため、
もしかしたらそのせいかもしれないと思いました。
それ以降も卒業まで健診で引っかかったり引っかからなかったりの状態でした。
心電図で何度も引っかかり別の検査をした結果わかったこと
社会人になってからの健診でもやっぱり同じ診断をされ、
もう一度精密検査を受けるように言われました。
大学の頃よりも大きい病院を紹介され、また違った検査を受けました。
階段昇降をして負荷をかけた状態での心電図を測定されました。
結果を聞くと、健診で引っかかるかどうか微妙な数値だったことが判明しました。特に問題もないだろうと再度確認できたのでよかったです。
心電図ST低下で何度か引っかかってわかった原因のひとつ
何度か健康診断で引っかかる中で自分なりにわかってきたことがあります。
それは、疲れている時はどうしても引っかかりやすいということでした。
ストレスを強く感じている時は寝る前の動悸が激しかったりするので、
疲れとストレスは体に大きく負担をかけているのかもしれません。
とはいえ、仕事をしていると完全に取り除くことができません。
出来る限りの範囲でがんばるしかありません。
これから年を重ねるごとに心臓病のリスクも高まっていくと思うので、
今は三食しっかり食べてしっかりと睡眠を取るように心がけています。
偏った食生活やなるべく食べないようにしては体に悪影響しか与えないので、
これ以上体に負担をかけないようにしています。
最近の私
健康に気をつけ、他に異常が出ないようにも気をつけています。
不調を感じたらいろいろと調べることができるので、気になる症状があったらすぐに受診したいです。
それにしても、いくつになっても健康診断はドキドキします。
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