夏の冷え症!冷たいものがおいしい季節が実は怖い!?

食生活

暑くなってくると、冷えたビールに酎ハイ、かき氷やアイスクリームなど、

冷たいものを食べたり飲んだりしたくなる人も多いのではないでしょうか。

お風呂上りのほてった体に冷蔵庫でキンキンに冷やしたビール。

美味しいですよね。

冬場ならともかく、日本は高温多湿の国だし、

外気温が高い時期なら少々冷たいものを食べても大丈夫じゃないの?とお思いのあなた。

実はそれが体の負担になっているということをご存知でしょうか。

夏の冷え症~体を冷やす様々な原因

冷たい食べ物や飲み物が胃の中に入っていくことによって、

体は芯から冷やされます。

ビールや酎ハイなどですとアルコールが入っていますので、

たとえ冷たい飲み物であっても一瞬体がカーッとあたたかくなったように

感じることもあるかもしれませんが、

それは皮膚の表面部分だけが一時的にほてっているだけのこと。

実は体の内部は冷たいものによってどんどん冷やされているということが

ありますので要注意です。

筋肉量が男性よりも少ない女性は特に「冷え症」の人が多いですね。

近頃は女性だけではなく男性や子供にも冷え性を訴える人が増えているようです。

 

夏の冷え症には西洋医学と東洋医学の視点から!

たとえ夏場でも老若男女問わず過度の冷房などで冷え性に

悩まされる人も多いようです。

建物の中と外での気温差などによって、血液循環を調節する自律神経が乱され、

めまいや頭痛、腹痛などの症状を伴うこともあります。

西洋医学では、「冷え症」というものを体の一症状とするだけで

「病気」であるとはとらえません。

ですから、たとえ上記のような症状に悩まされたとして病院に行っても

「異常なし」の診断がおりることもあるようですので注意が必要です。

一方東洋医学では、冷え症を全身の冷え、胃腸機能が低下することによって

おこる冷え、血の滞りによる冷え、気が逆流しておこる冷えなどにわけて

全身のめぐりを良くするようにし、冷えを改善します。

 

体を冷やす食べ物や飲み物に注意!

食べ物や飲み物も、そのもの自体を冷蔵庫などで冷やして

食べたり飲んだりするというだけではなく、

たとえ加熱調理していたとしても

そのもの自体が体を冷やすタイプのものということもありえます。

一般的に南国など暑い地域でとれたものは体を冷やすものが多く、

逆に寒い地域でとれたものは体を温める作用が高いものが多いようです。

例えば、コーヒーなどは南国でとれることが多いのですが、

体を冷やす飲み物です。

ですから、たとえホットで飲んだとしても体を冷やす作用が非常に高いので

注意が必要です。

 

最後に

日ごろから冷えによる様々な症状が気になる方は、

暑い時期とはいえ食べ物や飲み物に気を付ける必要がありそうです。

適度な運動をして血流を良くし、食べ物や飲み物にも気を配りながら、

怖い「夏の冷え症」になってしまわないように注意しましょう。

タイトルとURLをコピーしました