真夏の季節がやってくるにつれて問題となるのが熱中症です。
下手をするとアウトレジャー中に倒れてしまい、
せっかくの楽しいひと時が緊急事態へと一変してしまいます。
夏を楽しむためにも、熱中症対策には万全の準備が必要です。
今回は、熱中症の原因とその予防・対策法についてご紹介します。
~熱中症の3つの原因~
熱中症が起こる原因は3つあります。
環境的な原因
気温が高い、湿度が高い、風が弱いことなどが挙げられます。
体についての原因
体調が悪い場合など、発汗機能が正常に働かない場合が、それにあたります。
行動に伴う原因
激しい運動をすると当然体温が上がり、熱中症につながる原因となるからです。
このように、熱中症が起きる原因は
「環境」、「体」、「行動」という三つの要素で成り立っています。
特に、行動は自分次第で変えることも可能な要素です。
水筒を忘れないようにしたり、真夏の外出時や肉体労働には、
積極的に休憩を入れるなど調整することが大切です。
~熱中症予防の基本~
熱中症対策の基本を示すキーワードは以下の4つ。
「日陰」、「服装」、「道具」、「水分補給」です。
休憩するときは、どこかに日陰が無いかを探したりしましょう。
また、服装はできるだけ風通しがよく、
発汗性の高いものにすると体温調節がしやすくなります。
そして、熱中症対策には道具が不可欠です。
帽子や日傘がある場合は積極的に使用しましょう。
日傘は紫外線対策には黒色が好ましいですが、日光を吸収しやすく、
返って温度が上昇してしまうことがあります。
白色は日光を反射するため、温度が上昇しにくく、熱中症対策には適切です。
気温が高い日には4つのキーワードを思い出しながら一日を過ごすと、
熱中症を防ぐことにつながります。
キーワードにまつわる関連事項を、
少しでも多く、忘れずに取り入れることが肝心です。
~それでも熱中症になったら・・・~
熱中症の予防や対策をしても、必ず防ぐことができるとは
残念ながら言い切ることがはできません。
そこで、おさえておかなければならないのが、
熱中症になってしまった場合の対応です。
ちょっとでも体による異変を感じた場合は、
すぐにクーラーの効いた部屋に移動し、衣服を緩め、
水分補給を迅速に行う必要があります。
水を濡らしたタオルなどで体を冷やすのも有効です。
意識がはっきりしない場合や言動に違和感がある場合は、
ただちに救急車を呼ぶようにしましょう。
最後に
以上、熱中症の原因やその予防・対策方法をご説明しました。
命にも関わる大切なことなので、日差しが強い日や、
気温がいつも以上に高い日には、熱中症対策をしっかりと行いましょう。
楽しい夏を過ごすのに役立てていただければ幸いです。
コメントを投稿するにはログインしてください。