鼻の老化と聞いてもピンとこない人が多いかもしれません。
嗅覚自体が衰えるのはもちろんのこと、見た目も徐々に変化していきます。
今回は、「嗅覚の衰え」と「鼻の老化」の2点を説明していきます。
嗅覚の重要性
まずは「嗅覚の衰え」。
これは、30歳ごろから段々と始まり、
50歳頃には匂いに対する能力が低下すると言われています。
アレルギー性鼻炎などの影響もありますが、
70代頃からは多くの人が嗅覚の衰えを自覚します。
しかし、人は匂いを感じないことにも慣れてしまうので、
匂いに対する反応が鈍くなってしまいます。
このことで、食欲の低下やガス漏れに気づかないなどの
別の問題に発展することもあるのです。
嗅覚と味覚が深いつながりがあることはみなさんもご存知ですよね?
鼻をつまんで物を食べてみても味をはっきりと感じないはずです。
ですので、嗅覚が衰えるということは
食の喜びを感じにくくなってしまうということなのです。
また、ガスの匂いにも気づかなくなくなるので嗅覚の衰えが
いかに問題なのか分かることでしょう。
もともと嗅神経の細胞は再生を繰り返していくものなのですが、
加齢とともに嗅神経の細胞は完全な形で再構成されなくなってしまいます。
嗅覚の衰えは鼻炎などほかの原因も多く、
はっきりと加齢のみが原因とは言いにくいため、適した治療法がありません。
ですので、対応策としては嗅覚を戻すことよりも、
周囲の環境を変えるほうが良いのかもしれません。
例えばガス漏れに対しては「警報機の設置」や
「電化製品の使用」を行うことで改善はされます。
食欲に対しては盛り付けや味付けを、
食欲がそそるように工夫することを意識するようにしましょう。
見た目も重要!習慣を確認しよう!
次に「鼻の老化」に関してですが、これは見た目に関する問題です。
加齢に伴って、顔のたるみが気になりだしますよね。
頬や目元ばかり気になるかもしれませんが、実は鼻もたるんでいくのです。
加齢に伴って、鼻の先が下がっていき、
小鼻が広がっていくのが「鼻の老化」です。
鼻の老化は、鼻に指やティッシュを入れてしまう人、
鼻が詰まった状態を放置してしまう人に顕著に表れるそうです。
特に鼻に何かを詰める癖がついている人は、
小鼻が大きく開く状況をあえて作ってしまっているので、
鼻の形は崩れてしまいます。
鼻は顔の印象に大きく関わってくるので、小鼻が大きくなったり
鼻先が下がったりすることで顔が縦横どちらにも伸びたように見えてしまいます。
最後に
もしも、今までに先ほど述べたことが習慣になっている人がいれば、
今からでも遅くはないので意識してやめるようにしましょう。
美しい鼻を維持するためのエクササイズもあるようなので、
自分に合うやり方を見つけるのも良いですね。
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