ふと気づく指のささくれ。「えっ、いつの間に!」ってことありませんか?
紙で切った覚えもないし、爪で掻いてもいない。
では、ささくれが出来てしまう原因は何でしょうか?
ささくれの原因とは?
ささくれの原因もいくつかありますが、まず考えられるのが「乾燥」です。
洗剤を頻繁に使ったり、水仕事が多かったりすると手はどんどん乾燥します。
それ以外も、乾燥している場所にいたり、
乾燥する時期によって手肌の乾燥から指のささくれが出来てしまいます。
ささくれが出来る前に、「乾燥してるかも…」と思ったら
ハンドケアをこまめに行いましょう。
次に考えられるのが「血行不良」です。
運動不足などで血行が悪くなるとささくれが出来ることもあるのです!
体は冷えていませんか?血液の流れを良くするためにも、
夏でも体を冷やさないように気をつけて下さいね。
それ以外にも、マニキュアを落とすリムーバーなどが原因で
ささくれが出来ることもあります。
リムーバーはなるべく皮膚にかからないようにしましょう。
体調不良のサインかもしれない!
上記のささくれであれば、一種の職業病であったり、
毎回のことでたかがささくれだと思ってしまいがちですよね。
慢性的にできる人であれば、ささくれなんかいちいち気にしないかもしれません。
しかし、ささくれは体調不良のサインで出来ることもあるのです。
私たちの皮膚をつくっているのはタンパク質です。
そして、その皮膚を健康な状態に保つ成分が、ビタミン・ミネラルです。
健康な皮膚を維持するには、どの成分も欠かすことが出来ません。
つまり、これらの栄養分が不足してしまうと、
ささくれが出来てしまうことがあるのです。
体をつくる必要な栄養素が欠如し、
体が不調を起こしているということをささくれが教えてくれるのです。
知らない方も多いようですが、医学上ささくれは皮膚疾患の1つとされています。
ただのささくれだと思っていたものが悪化してしまい、
最悪感染症にかかることもあるのです。
雑菌が指先に侵食して、カビに感染し、
状態がひどくなると病名がついてしまうこともあります。
最後に
たかがささくれだと思わずに、職業病などの慢性的なささくれではなく、
突然理由もなくささくれが出来た場合は、
一度生活習慣を見直してみてはいかがでしょう。
ささくれは「皮膚疾患」だということを忘れずに、
ひどくなる前に治すことを心がけましょう。
コメントを投稿するにはログインしてください。