寝る子は育つって本当だった!?

スキンケア

昔から寝る子は育つといわれていますが、本当なのです。

成長期の子供が睡眠時間が足りない、睡眠の質が悪いと

体の成長に問題がでてしまうかもしれません。

子供の成長のために、大人の健康のためにも、

睡眠について考え直してみませんか。

睡眠時間に分泌されるもの。

寝る子は育つといわれている要因は、

睡眠中に分泌される成長ホルモンにあります。

成長ホルモンは、筋肉や骨の成長を促したり、

疲労回復や修復といった働きがあるものです。

成長ホルモンは、夜の10時から夜中の2時の間に最も多く分泌されますが、

寝付いてから2時間から3時間の間でも成長ホルモンが

多く分泌されるともいわれています。

一番深い眠りのときが、最も多く大量に成長ホルモンが分泌します。

成長ホルモンを分泌するには、

睡眠時間と深くて質の良い睡眠が必要になってきます。

睡眠時間が長いと、身長が伸びるというデータがあるのです。

日本人の子供は平均睡眠時間が、小・中学生で8時間43分です。

高校生ともなると6時間54分という結果があります。

日本人は高校生頃に身長が止まるといわれていますが、

欧米人は、高校生でも睡眠時間が8時間から9時間近く睡眠をとっています。

身長の成長の差は、睡眠時間に分泌されるメラトニンに関係している

といわれています。メラトニンは、性成熟を抑制する作用を持っているのです。

面白いデータですが、思春期の訪れが早い子供と

思春期の訪れが遅い子供を比べると、

遅い子供のほうが、身長が高くなる傾向にあるそうです。

日本人の子供と欧米人の子供を比べてみると、

日本人の子供のほうが思春期を迎えるのが早く、

身長も早く止まってしまうというのです。

睡眠中は、成長ホルモンやメラトニン以外にも成長に必要なホルモンが分泌され、

情緒の安定や脳の成長など、子供の体を成長させてくれます。

睡眠時間が少ないと、学習能力や成長の低下、集中力がなく、

イライラすることが増えていきます。

また多動のような行動したりキレやすくもなります。

塾や習い事も大事ですが、成長期の子供には、

十分な睡眠と質の良い睡眠を与えてあげることが

一番大事なことなのかもしれません。

 

質のよい睡眠をとるためのコツ。

日本人は子供も大人も睡眠時間が少ないといわれています。

大人でも最低7時間寝ることで、心身ともに健康的になるそうです。

子供の生活を見てみると、塾、部活、ゲーム、スマホなど

睡眠時間を削ってしまう要素が多くあります。

質の良い睡眠をとるために、

勇気を出して生活習慣を変えていかなければなりません。

夜、寝る前には食事をしないこと。寝ている間に消化が行われると、

睡眠が浅くなってしまうので、成長ホルモンの分泌が減ってしまうからです。

寝る30分前くらいにお風呂に入る。お風呂に入って体を温めてあげます。

温まった体が下がっていくときに、すーっと眠ることができるのです。

寝る前には体をリラックスさせること。軽いストレッチをしたり、

部屋を暗くして過ごすようにします。

この時に、テレビやスマホ、パソコンとった強い光を出すものを見ないことです。

強い光を見ると、脳が活性化して眠くなくなります。

視神経に刺激を与えることで、メラトニンの分泌が減ってしまうのです。

 

最後に

寝る前は、子供を興奮させないように、テレビやスマホを消して、

ゆったりとした気持ちで一緒に過ごしてみるのもいいですよね。

親子の会話が増えて、子供の考えていること、

悩みなどわかるようにもなるのではないでしょうか。

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