皮膚科で保湿剤として処方されるヒルドイドは、肌の保湿から、
血行促進、傷口の回復作用と肌を守ってくれるクリームなのです。
ヒルドイドを塗るだけで、
肌の血行がよくなるからアンチエイジングクリームっていわれるのです。
ヒルドイドってどんなクリームか知りたい!
テレビや雑誌で紹介されることが多い、究極のアンチエイジングクリーム
「ヒルドイド」ですが、これは皮膚科でよく処方される保湿剤になります。
ヒルドイドは、クリーム、ソフト軟膏、ローション、ゲルと4種類のタイプがあり、
ゲルタイプは、関節炎、打撲、筋肉痛、火傷といった痛みや損傷に使われます。
クリーム、ソフト軟膏、ローションタイプは、保湿剤として
皮膚科でよく処方されるものなので、ヒルドイドは薬ということにはなります。
このヒルドイドの成分は、ヘパリノイドというヘパリン類似物質になります。
効能ですが、保湿効果、血行促進効果、損傷回復効果があります。
ヒルドイドの処方されるタイプで用途は異なってくるのは、
配合されている添加物の成分の違いになります。
保湿力がとても高く、普通の保湿クリームは肌の水分が蒸発しないように
蓋をする働きが多いと思いますが、
ヒルドイドに配合されているヘパリン類似物質は、
水分を皮膚細胞に届けてくれるので、肌の奥から保湿をしてくれるのです。
この浸透力のある高い保湿が、
目元のちりめんジワ、小ジワ、ほうれい線にも効果があるといわれているのです。
血行促進効果によって、肌の血行を良くしてくれるので、目元のクマの改善、
肌のターンオーバーの正常化と肌の本来持つバリア機能を強くしてくれます。
ヒルドイドには血行促進の効果があるので、
しもやけの薬としても処方されるのです。
しもやけに塗ると、じわじわと温かくなってくるのがわかると思います。
傷口の回復力への効果もあるので、肌あれ、肌にでいた傷、シミに
効果があるといわれています。
紫外線によって受けた肌へのダメージの回復にも効果があります。
ニキビや吹き出物のあとにも効果があるといわれています。
加齢により、シミやシワ、肌のくすみといった肌の悩みに、
ヒルドイドの持つ保湿力と血行促進、傷口の回復といった作用で、
透明感のある美肌へと導いてくれるから、
究極のアンチエイジングクリームともいわれているようです。
薬として処方されますが、ヒルドイドは1本200円くらいなので、
値段を気にすることなく、
使いたいときに使えるのも魅力なのではないでしょうか。
使い方は、乳液の代わりに、化粧下地として保湿クリームのように使いますが、
1日2回、朝と夜のスキンケアに使ったほうが、保湿力が1日維持できます。
ヒルドイドに副作用はあるの?
薬として処方されると、副作用ってあるのか心配になりますが、
ヒルドイドに含まれている成分、ヘパリン類似物質は、
副作用はほとんどないといわれています。
考えられ副作用の原因は、配合されている添加物成分の可能性が高いといわれていて、
症状としては、皮膚炎、発疹、かゆみといったものです。
副作用の報告書には、ヒルドイドクリームで0.93%
ヒルドイドソフト軟膏で0% ヒルドイドローションで0%と記載されていました。
小児科では、赤ちゃんの乾燥肌に、
オムツかぶれによく処方される保湿剤なので、肌への刺激はとても少ないと思います。
最後に
副作用がほとんどないといっても、
ヒルドイドを使ってはいけない人はいるのです。
それはヘパリン類似物質の作用に関係してくるのです。
ヘパリンとは、血液を固めるのを抑える働きがあります。
ヘパリン類似物質もヘパリンと同じ働きをするので、
血液が固まりにくい人、出血している場所は使えません。
ヒルドイドの効能と副作用を理解して、
ヒルドイドをアンチエイジングクリームとして
使ってみてもいいのではないでしょうか。
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