薄着の季節になると目立つ背中のハミ肉、
気になっている方も多いのではないでしょうか?
自分では見えない背中ですが意外に他人からは見られているものです。
しかも、一度お肉がついてしまうと、なかなか落ちづらいのが悩みの種ですね。
肩甲骨体操で、しつこい背中のお肉を撃退しましょう!
背中はそもそもお肉がつきやすい場所
人の体はそもそも背中にお肉がつきやすい体型です。
みなさん、手は、前向きについていますよね?
そこで、何か物を持つといった動作をするにも、前方向に腕を動かすわけです。
今日1日を振り返って、腕を後ろ方向に何回動かしましたか?
おそらく0回という方がほとんどだと思います。
トレーニングをするなど、あえて動かさないと体型上、
腕は後ろ方向には動かされません。
つまり、背中の筋肉が使われにくい状態にあるというわけなのです。
猫背がハミ肉に拍車をかける
身体の構造上、背中の筋肉が使われにくいことに加えて、
背中のハミ肉に拍車をかけるのが、猫背の姿勢です。
実は背中の筋肉である「脊柱起立筋」は
脊柱=背骨をまっすぐに起こす筋肉であり、代謝の筋肉でもあるのです。
首の付け根あたりから、骨盤近くまで広範囲を覆う筋肉で、
その筋肉が働くだけで、筋肉が使われるのでお肉が付きにくくなるのですが、
猫背でいると背骨をまっすぐに起こす必要がない為、筋肉は使われなくなり、
無駄肉がついてしまうというわけです。
肩甲骨を動かしてハミ肉を解消しよう
ハミ肉は、肩甲骨の下周辺についてきますよね。
また猫背になると、肋骨の上にある羽のような形をした肩甲骨が
スムーズに動かなくなるのです。
そこで、肩甲骨を動かす体操をすることで、たるんだお肉を鍛えましょう。
1.右腕を耳の横につけるように上に伸ばします
2.肘を背中側に曲げます
3.左手のひらで右肘あたりを持ち、右腕を左方向に引っ張ります
4.左側も同じように、1~3の手順で右方向に伸ばしましょう
ポイントは、体全体はまっすぐにしたまま、
肩甲骨を動かすイメージで、腕のみを逆側に倒すことです。
肩甲骨の動きをつけた後は、ハミ肉を動かしてやりましょう。
1.脇をしめ、両肘を曲げて身体の横につけます
2.右肘、左肘と交互に、後ろに引きます。
ポイントは、後ろに引くときに脇を開かないことと、
後ろに人がいてその人にエルボーをくらわすイメージで力強く行う事です。
これにより、ダイレクトにハミ肉にアプローチできますよ。
最後に
姿勢を正すことに加えて、さびついた肩甲骨を動かし、
かつ憎っき背中のハミ肉に直接アプローチしてすっきり背中を手に入れましょう。
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