前回は、コレステロールを下げるための食品として、
いくつかのポイントをご紹介しました。
前回の記事はポイントを絞ってまとめましたので、
今回は具体的な食品をご紹介します。
コレステロール値を下げる魚介類
イカ
昔は、コレステロールが高いため避けるべきと考えられていましたが、
今は逆にコレステロール値を下げることが判明しました。
有効成分:タウリン
魚介類の中でも特に含有量が多いです。
また、ナイアシンやビタミンEも含まれていて、
これらの成分には血行促進作用があります。
エビ
コレステロール値を下げる成分が豊富です。
有効成分:タウリン、キチン、アスタキサンチン
これらの成分にはコレステロール値が除去する働きがあります。
ほかにも
・不飽和脂肪酸が多いこと、
・ベタイン(アミノ酸の一種)を含むこと
といった成分がコレステロール値が下がる働きを助けてくれます。
海藻
海藻のあの「ヌルヌル」が下げてくれます。
有効成分:食物繊維
食物繊維によって無駄なコレステロールを除去してくれます。
ミネラルも豊富なので毎日摂りたい食品ですね。
カツオ
有効成分:タウリン
またまた出てきましたね!
良質のたんぱく質も摂取できて脂肪が少ないのもいいです。
カレイ
有効成分:ナイアシン
コレステロールや中性脂肪を低下させる働きがあります。
コラーゲンもたっぷり!
タイ
有効成分:タウリン
もう何度でも出てきます^^タイにも豊富!
こちらも高タンパクで低脂肪です。
タラ
有効成分:パントテン酸
パントテン酸は善玉コレステロールを増やします。
ヒラメ
有効成分:タウリンなどの複数のアミノ酸
コレステロール値を下げる成分を含む野菜
小豆(アズキ)
有効成分:サポニン(ポリフェノールの一種)
利尿作用で体内から余分なものを排出するように働きます。
ゴマ
有効成分:オレイン酸
ゴマの成分の40%はリノール酸やオレイン酸です。
オリーブオイルほどはないものの、
ゴマもたっぷりとオレイン酸を含んでいます。
サトイモ
有効成分:食物繊維
コレステロール排泄をサポートしてくれます!
ほうれん草
有効成分:クロロフィル
クロロフィルはベータカロテンとの相互作用で働きます。
シイタケ
有効成分:エリタデニン
シイタケだけじゃなくキノコ類は全般に食物繊維が豊富なため、
排泄に作用してgood!
ナス
有効成分:ナスニン(色素成分)
血液サラサラ効果とともに、高い抗酸化作用があります。
ピーマン
有効成分:葉緑体(クロロフィル)
ピーマンのあの緑色の成分です。
コレステロール値が高いときに食べたい果物
グレープフルーツ
有効成分:ビタミンC
アメリカだと「心臓にいい食品」として販売されています。
イチゴ
有効成分:ペクチン(食物繊維の一種)
「ビタミンCの女王」とも称されるほどビタミンCも豊富です。
コレステロール値が高いとき~その他の食品
そば
有効成分:食物繊維
ヘルシー!
お米
有効成分:レジスタントスターチ
各種ミネラルも豊富!
鶏卵
有効成分:レシチン
卵自体は高コレステロールのため、
「食べちゃいけない!」
とされてきましたが、
卵黄に含まれるレシチンにはコレステロールを抑える働きがあります。
ただし、運動しない人が食べると増加するという研究もあります。
緑茶
有効成分:カテキン
中性脂肪と合わせて低下する作用があります。
参考書籍:「あなたの体」にいい食べ物悪い食べ物(三笠書房 石原結實 著)
まとめ
こうしてみるといろいろありますね。
これらの食材をうまく食事に摂りいれていき、
血液サラサラにしていきましょう!