アメリカへ旅行する時に
必ず知っておきたいのがチップの問題。
日本ではチップ制度がないので、
どうすれば良いか迷いますよね。
今回は私の夫(アメリカ人)に
教えてもらいながら、
どのような場所で、
いくらぐらいのチップを払えばいいかを
ご説明したいと思います。
飛行場でまず~ホテルで
■飛行場で
アメリカの飛行場に着いた時に、
エアポートから車まで
たくさんの荷物を運んでもらったとします。
普通は、1つのバック毎に1ドル
という計算をするみたいですが、
最低10ドルと考えておけば良いでしょう。
タクシーに乗った場合距離にもよるので、
気持ちだけ2、3ドル〜10ドルの間で
チップを調節すると良いと思います。
■ホテルでチェックインする時
もしあなたがホテルの部屋を
アップグレードしたいとか、
違う部屋に移りたいという時など、
“I’d like to upgrade my room”
(アイ ライク アップグレイド マイ ルーム)
“I’d like to change my room “
(アイ ライク チェンジ マイ ルーム)
などと言いながら、
10ドル程をチェックイン窓口の人に渡すと、
部屋を良い部屋に変えてくれる可能性大です。
もしどうしても変えてくれなかった場合は、
遠慮せずにそのチップは、
引っ込めて下さいね(笑)
■ホテルの窓口から部屋までの荷物運び
ホテルのチェックインの後で、
部屋まで荷物を運んでくれた人には、
この時もあなたのバックの数によりますので、
5ドル〜10ドル用意しておくと良いでしょう。
■ツアーバスなどで
ツアーでバスなどを使用した場合、
大抵Tip と書いた箱が備え付けてあるので、
そこに1ドルくらいは入れてあげましょう。
レストラン、その他の場所で
■レストランで
基本的に税金を除いた、
合計金額の10%〜25%と決まっています。
この税金を除くというのがキーです。
税金にまでチップを払う必要はないので、
自分が食事した分だけで計算しましょう。
ですが、そのレストランによって、
もう金額の中にチップの料金が
含まれている場合もあるので、
最後に渡される明細表に書いてある事を
注意して読むようにして下さい。
あなたをお世話してくれたウェイトレスや
ウエイターがとても良い感じであったのであれば、
25%以上いくらとは決まっていないので、
自分が渡したいだけの金額をあげても構いません。
中にはウエイトレスやウエイターが
気に入らなかったと言う理由で、
全くチップを置いていかない客もいるようですが、
アメリカのウエイトレスやウエイターは
最低賃金で働いていて、
そのチップのお陰でやっと生活している
という人達も多いという事を
覚えておいて欲しいと思います。
■トイレで
今はほとんど見られなくなりましたが、
高級レストランや高級ホテルには、
時々トイレで立っている人がいて、
お客さんがトイレから出てきたら、
タオルを渡してくれます。
この場合タオルをもらったら、
1ドルくらいは渡した方が良いですが、
別にタオルをもらわずに自分で手を洗って、
自分で置いてあるペーパーで拭けば、
チップを渡す必要はありません。
■ヘアーサロン(美容室)へ行った場合
長期滞在をしていて、ヘアーサロンへ行った場合、
これもどれだけ良いサービスを
受けたかによりますが、
5ドル〜20ドルを用意しておくと良いでしょう。
チップが必要ない場所
⑴ファーストフードで
マクドナルドや、ファーストフードの
サンドイッチショップなどでは、
チップを払う必要はありません。
⑵スーパーマーケットで
スーパーマーケットでたくさん買い物して、
車まで荷物を運んでもらった時も、
チップを払う必要はありません。
⑶病院で
例えば旅行先で病気になったり、
怪我をしたりして病院に行った時に、
病院内で色々なお世話をしてもらっても、
チップは必要ありません。
そのようなプロフェッショナルな場所で
チップを払うと、
かえって失礼になるので注意して下さい。
しかし、お世話になって嬉しかった
感謝の気持ちを伝えたいと、
退院した後でクッキーやお菓子などを
差し入れするのは、喜ばれます。
まとめ
以上の例も、各州によって、また
それぞれの場所やサービスの度合いによって
変わってきます。
面倒ですが、
アメリカで良いサービスを受けるには
チップが不可欠なので、
日本を出る前に、細かい1ドル札、5ドル札、
10ドル札、20ドル札などを
いくらか持って出発すると便利です。
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