血圧を下げるツボを知って自分でできる健康管理!
高血圧を抑えるための薬は服用を始めると、
途中で止める、ということができません。
そこで、自分の力で少しでも、
薬に頼らない体になれるようにするための方法を、解説していきます。
健康診断などで高血圧だと診断され、
悩んでいる方の参考になれればと思います。
簡単!高血圧手足のツボを刺激して血流を促す!
まず、高血圧について解説します。
高血圧とは、安静にしている状態でも、
血圧が基準値よりも常に高い状態のことをいいます。
この状態では、血管に常に負担がかかってしまいます。
そうなると、血管の内壁にキズがついてしまったり、
血管が固くなり柔軟性がなくなってしまうので、
動脈硬化を引き起こす一因となってしまうのです。
動脈硬化を起こしてそのまま放っておいてしまうと、
脳卒中や心疾患、慢性的な腎臓病など、
重大な病気を引き起こしてしまいます。
高血圧は現代の生活習慣病とされており、
男女問わず高血圧に悩まされている方々が多いようです。
自覚症状が現れず、知らぬ間に症状が進んでしまう病気が多い中、
高血圧は自覚ができる病気です。
痛みがあるわけではありませんが、
積極的に健康診断を受診したり、
家庭での血圧測定により、判断をすることができるからです。
今は、薬局などでも無料で血圧を測定することができる所が
多くなっています。
家に準備してない、という方は積極的に
そういった所も利用するようにしましょう。
そこで、血圧が高めだということがわかった場合は、
早めに受診をし、どういったことが原因なのか、など
医師にアドバイスを受けるようにしましょう。
では、血圧が高めだとわかった時点から、
ぜひ実践していただきたい「ツボ押し」をご紹介していきます。
まず「ツボ」とは何でしょうか。
ツボとは、神経がつながっている節目や箇所のことをいいます。
そして、急所にもなってしまう、非常に大切な部分のことです。
次に「ツボ押し」の基本的な療法を紹介します。
ツボを刺激する、といっても方法は様々です。
ツボによっても、体調によっても、
「なでる」、「もむ」、「指圧する」、「たたく」と
刺激を与える方法は異なるのです。
・「なでる」
血行を良くするために行うのなら、
体の末端から心臓へ向かっておこないます。
神経の痛みを抑えたい場合は、その逆です。
今回は、血行をよくするためなので、心臓へ向かってなでましょう。
・「もむ」
2通りあります。
広い場所を大きく押しつまみながらこねる「もみこむ」。
親指や他の指で圧力を加えながら、もむ「押しもみ」の2通りです。
違いを理解し、「もむ」は行いましょう。
・「指圧する」
親指、親指以外の4指、手のひらを使う、3パターンがあります。
・「たたく」
手首や指をやわらかくしたうえで、軽くたたく方法です。
それぞれの違いを把握して、適切な「ツボ押し」を行いましょう。
「ツボ押し」をする際に注意していただきたい点があります。
ぜひ、参考にされたうえで、「ツボ押し」を行うようにしてください。
1 「リラックス」している状態で行うようにしましょう。
ツボ押しは、身体も精神的にもリラックスしている状態のときに
行うのがより効果的とされています。
入浴後は特に効果的です。
また、癒しグッズやアロマテラピーや音楽を聴くなどして、
リラックスできる状態が続くようにしましょう。
そして、ツボ押しをするさいは「深呼吸」をしながらするのがおすすめです。
2 「ながら押し」はやめましょう。
ツボ押しをするときは、
そのことだけに集中するようにしてください。
テレビを観ながら、電話をかけながらなどの
「ながら押し」は本来の効果を発揮することができません。
3 ツボ刺激だけに頼らないようにしましょう。
ツボ刺激により、完全に完治できる、
というものではありません。
ツボ刺激は、自身が治そうとする力を引き出してくれたり、
自然治癒力を引き出してくれるのものです。
睡眠時間、ストレス、食生活など、
自身の生活習慣をもう一度振り返ることも必要なのです。
4 痛気持ちいくらいがちょうど良いのです。
あまりにも強く刺激を与え過ぎると、
体を痛めてしまうので、注意しましょう。
痛いんだけど気持ちが良い…くらいで抑えるようにしてください。
ツボ押しをしてはいけない場合も
次に、「ツボ押し」をしてはいけない状況を説明します。
下記に当てはまる場合は、しないようにしてください。
1 妊娠中
妊娠4ヶ月頃までは身体のバランスが不安定な状態なので、
ツボ押しはしないようにしてください。
また、その後も産科医の指示のもと行うようにしましょう。
2 キズや発熱がある場合。
関節が腫れていたり、ツボ押しをしたい箇所に
キズや炎症などがある場合は、控えるようにしてください。
また、発熱中やツボ押しの箇所が熱を持っている場合も同じです。
3 空腹時、また満腹時
空腹時、または満腹時のツボ押しはしないようにしましょう。
どのような時も腹八分目を目安に食事は摂るようにするのが良いのです。
以上が「ツボ押し」をする際の注意点となります。
ここからは、実際に「高血圧に期待のできるツボ押し」をご紹介します。
図解による、わかりやすいものを載せておりますので参考にされてください。
http://gafpsp.org/?p=108
上記のサイトは、非常に詳しく解説されています。
高血圧以外にも効果を期待ができる、
ツボも紹介されています。
http://k-kori.com/tubo/295.html
上記のサイトは、実際に鍼灸の資格を持っている方が
運営されているものです。
http://kenkou100year.com/kinsma-kouketuatsu-197
上記のサイトは、あるテレビ番組で紹介された
方法を紹介してくれています。
また、ツボ押し以外にも、食事療法も載っていますので、
ぜひ参考にされてみてください。
以上が、高血圧に効果のある
「ツボ押し」をわかりやすく紹介してくれている
サイトになります。
上記の注意点などに気を付けながら、
ぜひ実践されてみてください。
仕事中も血圧は下げられる!末端の血流を
仕事中にでも実践することができる、
血圧を下げる方法をご紹介します。
とても簡単な方法で、
家事の合間にも実践することができるので、とてもおすすめです。
この方法は「ふくろはぎ健康法」と呼ばれています。
この方法はテレビ番組でも紹介されました。
ふくろはぎ健康法は床に座って行うのが基本のようですが、
仕事中でも実践できるように考案されたものです。
これは椅子に座ったままできる、マッサージになります。
椅子に座り、ふくろはぎの「中心ライン」と
すねに沿った「内側ライン」と
「外側ライン」の3ラインを揉みほぐします。
それぞれのラインの「上・真ん中・下」の3ヶ所をもんでいきます。
足同士をこすり合わせる形で行っていくことで、
血圧を下げていく方法です
初めは「中心ライン」から行います。
⑴両手で椅子のシートや肘掛けをしっかりつかみます。
⑵左足のひざに右足のふくろはぎ部分の下部分を乗せます。
⑶そのまま右足を上下に5回動かして、
ふくろはぎの下部分をもんでいきましょう。
すごく簡単ですよね!
続いて、右足の位置を真ん中部分にずらした後、
足を上下させながら、同じ要領で5回揉みましょう。
そして、上部分も同じ要領で揉んでいきます。
次は「内側ライン」になります。
左ひざに右足ふくろはぎの内側を乗せましょう。
下・真ん中・上の3ヶ所をそれぞれ上下に
5回動かして揉んでいきましょう。
最後に「外側ライン」です。
左ひざに右足ふくろはぎ外側を乗せて、
下・真ん中・上の3ヶ所を5回揉んでいきましょう。
椅子に座ったままできるので、
仕事中のちょっとした合間に行うことができ、
慣れてしまえば、スムーズに行うことができます。
ぜひ、実践されてみてくださいね。
最後に
高血圧は、日々の食事内容の改善・ストレスの軽減によっても
改善することができます。
また、アルコールの摂取、
喫煙も高血圧になる一因と言われています。
「ツボ押し」や「マッサージ」を行い、
現状よりも血圧が高くなってしまうことを予防していきましょう。