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自覚しにくい!徐々に視野が欠けてくる「緑内障」の恐怖とは

目に入ってきた光は、目の奥にある網膜で像を結び、電気信号となって網膜の細胞から伸びる神経線維を伝わっていきます。視神経は、網膜全体の細胞から伸びる神経線維が約100万本も集まり、眼球から脳につながっています。眼圧の上昇などにより、この視神経に何らかの障害が起こることで視野が欠けてしまうのが緑内障です。緑内障は40歳以上の中高年によく見られる目の病気です。初期から中期にかけては自覚しにくく、ほとんどの場合気づきません。しかしそのまま放置しておくとし神経の障害が進んでやがて失明する恐れが出てきます。なぜ緑内障になるのか緑内障がなぜ起こるのか、はっきりしない部分もありますが、明らかな原因として眼圧の上昇があります。眼球の内側から外側へと常に一定の圧力がかかっています。この圧力のことを眼圧といいます。眼圧によって眼球は丸い形を保つことができますし、網膜に張りを持たせています。眼圧に大きな影響を与えているのが前房と後房を満たしている「房水(ぼうすい)」という透明な液体です。この房水の量が一定に保たれていることで眼圧も一定に保たれています。房水は「毛様体(もうようたい)」で作られて、角膜と水晶体の間を流れていきます。流れていく間に角膜や水晶体に栄養や酸素を供給したり、老廃物を受け取ったりします。最終的には涙として目の外に排出されていきます。房水が産生される量と排出される量のバランスが取れていれば、房水の全体の量は変わらずに眼圧は一定に保つことができます。ところが何らかの原因があってこのバランスが乱れ、房水の量が多くなると眼圧が上昇します。緑内障の種類緑内障には房水の流れの滞り方によっていくつか種類があります。「原発解放隅角緑内障」は、眼圧が異常値になるタイプと正常値のタイプに別れます。眼圧が高いタイプは房水の排出が悪くなり、眼圧が高くなって緑内障が起こります。一方眼圧が高くないタイプは強い近視や視神経の抵抗力の弱さなどが要因ではないかと考えられています。原発閉塞隅角緑内障は、隅角が狭くなり、光彩が房水の排水口をふさいでしまうために眼圧が高くなるタイプです。年を取ると水晶体が厚くなっていきます。すると水晶体によって虹彩が押し出されて、隅角が狭くなることがあります。隅角が完全にふさがれると、眼圧が急激に上昇し「急性緑内障発作」を起こすことがあります。緑内障の危険因子とは緑内障にかかりやすい危険因子、あるいは発症に関係する要因ではないかと推測されていることがあります。それが「眼圧」「近視」「加齢」「血行不良」です。このなかで血行不良という因子はまだ医学的に立証されているわけではありません。しかし、目は多くの酸素を必要とする器官であるため、血行不良になって酸素が減少すると、ゆっくりと視神経に悪影響を与えるといわれています。眼圧を下げる治療を行っても治らない人は、低血圧や貧血などで血行不良を起こしている場合が多く、危険因子として念頭に入れておくべきでしょう。

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