こんなにあった!アロエで予防改善効果が期待できる症状や病気!

アロエエキス アロエ

「お医者さん不要になる!」というのは言い過ぎですが、昔の人がアロエのことを「医者要らず」と呼んでいたのも納得できるほどアロエには多くの効果があります。

そして民家療法としてお婆ちゃんの知恵袋的に効果があるとわかって使われていたのが、今では科学的な研究結果から「やっぱアロエの効果はすごい」ということがわかってきています。「こんな病気や症状に効果がある!」というアロエを摂ることで予防改善効果を期待できる症状や病気を見てみましょう!

アロエで予防改善が期待される症状

便通を整える

最も有効性が認められているのが緩下作用(かんげさよう)です。「ゆるやかにくだす」と書いてあるように便秘を解消する効果があります。アロインという苦みのもとになっている成分が働くためで、腸の動きを活発にしてくれます。お腹をすぐ下す人が皮ごと大量に食べると効きすぎてしまうので、最初はちょっとずつにするか市販のジュースやゼリーでお試ししてみましょう。生のまま食べる場合にはアロエベラの皮を取り除いたゼリー部分(葉肉)のみにすると緩やかな効果になります。

アロエヨーグルトにすることでヨーグルトの効果との組み合わせでしつこい宿便に立ち向かってみるといいかもしれません。ヨーグルトに入れることで苦みは抑えられて食べやすくなるのもいいですね。

胃もたれ解消

先ほど紹介したアロインがここでも働きます。消化不良で胃もたれや胸やけなどの症状がある場合に胃液の分泌を促進して消化を助けてくれます。食べ過ぎ飲み過ぎにもいいですね。

胃酸過多に

消化不良とは反対に胃酸が出過ぎて胃が痛かったり気持ちが悪い場合には、キダチアロエ(※1 品種です。)に含まれているアロエニンが胃液の分泌を抑えてくれます。臨床試験でもストレス性胃炎に効果があるとわかっているのでストレスが溜まって胃酸が出まくっているときに☆

アロエレモン酒としてお酒と一緒につけることでレモンの抗酸化作用、アルコールの気分を緩める作用によって胃の不快感を取り除く効果アップが期待できます。

(※1)キダチアロエは日本でよく見かける あろえの種類で、アロインンを多く含むので便秘解消が目的の場合におすすめです。もうひとつポピュラーなのがアロエベラで、こちらは保湿効果や抗炎症作用に優れた多糖類を多く含むので肌ケアに。便秘解消効果はキダチと比べてゆるやかなのでお腹が緩くなりやすい方はこちらがいいかもしれません。

毛細血管を拡張

アロインすごし。末梢血管を拡張して血の巡りをよくしてくれます。血行が原因で起こる症状や病気はとても多くて、血がまわるようになることで新陳代謝がアップして痩せやすくなったり高血圧や低血圧が正常な状態になったり、肩こりがよくなったりといいことたくさん。

高血圧にはワインと組み合わせるとお酒好きにとっては続けやすいですし、赤ワインのポリフェノールと組み合わさることで高血圧や動脈硬化への効果アップ♪

抗炎症作用

やけどの炎症を抑えるだけじゃなく胃や十二指腸といった傷ついた内臓の内側粘膜をやさしくコーティングして守ります。これは、ネバネバとした多糖体という成分によるもの。アロエを生で使ったことがある方はご存知のあのネバネバ成分です。いかにも粘膜をコーティングしそう!

肝炎の進行を防いだという症例も多く報告されています。これも抗炎症作用によるものだと考えられています。ただし、あくまでも予防目的なので進行している場合には医師に要相談です。他にもすりおろしたアロエを歯磨き粉に混ぜて使うことで歯槽膿漏を改善したり口臭を防いでくれる効果や殺菌作用を活用して水虫にも。

抗アレルギー

アレルギーなどの炎症を抑えるという研究報告が上がっています。まだ研究段階で明確に解明されてはいないようですがこれも主に多糖体の働きによると考えられています。多糖体には他にも体の免疫力を高める効果もわかっています。

活性酸素を抑える

いまだにすべては解明できていないがんの原因ですが、要因として有力視されている活性酸素を抑える働きも報告されています。(関係するのはフラボノイドという成分)

活性酸素は加齢による視力低下にも関係していると考えられています。これには、野菜と一緒にグツグツしてスープを!ニンジンのβカロテンや玉ねぎのケルセチンの効果も組み合わさって目を癒しましょう。

美容にも!

こちらは、他の記事でも紹介しているため概要だけ挙げておきます。
[su_note note_color=”#d1ff66″]美肌や保湿
加齢で長くなる肌のターンオーバー周期を短くして老化肌を再生
白髪や抜け毛を予防
抗菌作用、抗かび作用で皮膚疾患に働く[/su_note]
直接肌につける場合にはパッチテストを必ず行いましょう。肌に合わない人もいるためです。

まとめ

アロインアロエニン多糖体。この3つの成分はさまざまに働いて強し。摂りすぎはよくありませんが適度に摂っていきたいと思える効果たくさんです。今回はご家庭で育てているか買ってきた生のアロエを使うこと前提にしましたが、市販でも化粧品や美容液、ジュースやゼリーで摂りやすい商品があるのでそれらをお試ししてみるのもいいかもしれません!

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