食欲がすごい日々で脈がドキドキする謎の病、健康診断で原因判明!
27歳の専業主婦です。
今から5年ほど前、私はOLをしながら一人暮らしをしていました。
食欲がすごい日がしばらく続いていたそんな私が「パドセウ病」と発覚して
治療を継続していくこととなった体験をご紹介します。
食欲がすごい日々。病気だったとは…
健康診断の数か月も前から、自分の体調の変化には気づいていました。
すぐに疲れるし、常にドキドキしていて、脈が速めなのです。
寝ていて、安静にしているときでさえ、動悸のような症状症がたまにでて、しんどかったです。
しかし自分の体調とは裏腹に、ものすごい食欲。
もともと小食だと言われていた私ですが、このころは一日七食、
それも一食はがっつり一人前以上食べていました。
しかし、これらの症状がある病の正体だったとは知るよしもありません。
私はそれまで重い病とは無縁で生きてきたせいか、まさか自分がリアルな「病気」だなんて思わず、
そういった症状があっても病院へ行くことはありませんでした。
扁桃腺が腫れて救急車で病院へ
そんなある時、私は高熱、ひどい風邪で扁桃腺がはれ、一人部屋でうなされていました。
しんどい風邪に加え、襲い掛かる動悸の症状。
なにも食べることも動くこともできず、今考えるとあれは発作ではなかったんだろうかと思うくらい苦しい状態になり、
このままでは死ぬ!と恐怖にかられました。
ついに自力で救急車を呼びました。ほとんど出ない声で・・・。
駆け付けた救急隊員の人がきてもう私はすがるように助けを求めました。
近くの総合病院へ運ばれた私は医師による診察を受け、一人暮らしというのもあって危険なので、このまま入院という流れになりました。
そこで10日ほど入院したのですが、私は近ごろ体調不良だったことを担当医に話しました。
しかし医師からは
「扁桃腺だね」
と言われただけでその回復を待つだけでした。
扁桃腺は治ってきました。しかしそれでも動悸などは治まることはなく、
入院中はまだましでしたが、退院してからまた動機、息切れなどの症状が毎日私を襲いました。
その症状はどんどん悪化していったような気がします。
それでも自分で生活しなければならないゆえ、会社へいって、
普段通り仕事をこなす日々に戻りました。
ただでさえ脈が速いので、会社で上司に叱られたときやなにかを発表しなければいけないとなったときなど、
緊張するので心臓の速さは異常で、手は震え、死にそうになることもしばしば。
あなた緊張しすぎでしょ、と言われたこともあります。
健康診断で判明!食欲がすごい原因となっていた病気
そんななか、ついにやってきた会社の健康診断。
私はこの健康診断で思わぬ自分の病気を知ることとなるのです。
医者は私の脈の速さに気づき、
「緊張してる?」と言いました。
「してません、いつもこのくらいの速さです」と答えました。
医者は私の首を触り言いました。「もしかして・・・」
「今すぐ甲状腺の専門病院にいってみてもらったほうがいいですよ」と。
甲状腺?ピンときませんでした。
しかし自分の身体の異常には気づいていたので、
言われるまま甲状腺の専門病院へ足を運ぶことにしました。
甲状腺の病院で担当医に告げられたのは、「バセドウ病」という病でした。
甲状腺ホルモンが異常に働きすぎてしまう病気です。
さいごに
わたしはこの事実を知ったとき、ショックとともにやっと原因がわかり、一安心、というのが大きかったです。
その後薬によって、どんどん病気の症状はなくなっていき、生活も以前のように楽になりました。
現在も通院中ですが、あれ以来、少しでも体調がおかしいことがあれば、なるべくすぐ診察を受けるのを心がけるようになりました。
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