健康診断結果にご注目!尿酸値が高いと危険。尿酸値に潜む3つの危険

健康診断

あれ!?今年も尿酸値が高いぞ!

健康診断をするたびに「尿酸値」が高い人は多いと思います。

項目としては尿酸と一緒に「mg/dl」のように表記されており、

基準としては「7.0mg/dl以内」とされています。

尿酸値はアルコールに含まれる「プリン体」や「肥満」が原因とされており、

野放しにしますと大きな病気に発展します!

「たかが尿酸値ぐらいで…」と感じる人もいると思いますので今回、

尿酸値が高くなった際にどのような病気が出てくるかを紹介していきます。

体全体に痛みが生じる痛風

尿酸値が高くなると「痛風」が発生します。

処理し切れなかった尿酸が行き着く先として、

まず候補になるのが間接部分です。

間接部に張り付き始め、何かの拍子で張り付いていた尿酸が落ちますと

白血球が「これは外敵だ!」と認識して攻撃を始めます。

その攻撃によって痛みが発生するのです。

この痛風は、発生すると何もしなくても、

上記のように白血球が攻撃を行いますので急に痛みが発生します。

しかし、痛みが持続するわけでもなく痛くなったと思ったら急に痛みが和らいできます。

痛風は人によって痛くなる箇所は異なりますが、

主に「足の関節・つま先」「肩や肘の間接部」「手全体」に発生します。

 

腎不全の危険性があります

尿酸が溜まりやすいもう1つのポイントが「腎臓」です。

腎臓は、中で血液中の不純物をろ過して尿を出します。

尿酸は身体の中で処分できませんので、

腎臓を通して尿と一緒に排泄されるのです。

しかし尿酸が高くなると、腎臓では処理しきれなくなり

処理し切れなかった尿酸は腎臓に溜まってしまうのです。

すると腎臓の活動が弱まり、尿酸が排泄されない、

そしてまた尿酸が溜まると言う悪循環を生み出すのです!

悪循環が続きますと腎不全のような重大な病気に発展します。

 

動脈硬化を引き起こします

尿酸値が高いと非常に厄介な症状を持ってきます。

それが「動脈硬化」です!

尿酸は全てが全て悪いわけではなく、

体に必要な量が保たれていれば抗酸化作用で活性酸素を撃退してくれます!

しかし、基準値を超える尿酸がありますと血管の中にある細胞が

尿酸を取り込んでしまい、血管の壁を厚くします

すると血液が通りにくくなり動脈硬化を発症するのです。

動脈硬化の他にも心筋梗塞や脳梗塞の原因にもなりますので注意が必要です!

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

たかが尿酸と甘く見ていますと後で痛い目を見ますよ?

尿酸値を減らすには

「プリン体を含む食品・飲料を避ける」

「尿をアルカリ性にする食べ物を中心に摂取する」

「肥満を避ける」

事が重要です。

もし健康診断で尿酸値が高い結果が出ていましたら、

今からでも改善しましょう。

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