長時間のパソコンや読書などで目に負担をかけていると、
目の奥がずきずきと痛んだり、
目の周りがずしっと重く感じたりすることはありませんか?
これは「疲れ目」の症状の一つです。
疲れ目は、目の周りにある筋肉が酷使され、疲労がたまったことで生じます。
特に最近は、パソコンやテレビ以外にもスマートフォンの影響で
目を酷使ことが増え、疲れ目を訴える人が増えてきています。
ただの「疲れ目」と思っていたら取り返しのつかないことに
ただの疲れ目だと放っておくと、「眼精疲労」にまで進展することがあります。
疲れ目の場合は睡眠をとれば翌日に治っていることもあるのですが、
眼精疲労の場合は、痛みがいつまでも続き、症状が悪化する可能性もあります。
目の疲れが慢性的になるとストレスがたまり不眠状態を引き起こします。
さらに、眠れない ことで自律神経のバランスが崩れ、
うつ傾向の症状が出ることもあるのです。
「疲れ目」改善のために簡単にできること
眼精疲労にならないためには、
目が疲れたと感じた段階で処置をすることが大切です。
もっとも確実なのは、睡眠を十分にとること。
最低でも6時間は取る必要があります。
情報を得るために必要な感覚は、
視覚が80%以上の割合を占めているといわれています。
光を感じるだけでも目の疲労は蓄積されます。
目に光を入れない状態を作ることで、眼精疲労の予防になるのです。
また、目の疲労回復のために有効な手段なのが、
眼球や目の周りを温めることです。
温めることで目の周りの血液の流れがよくなり、
固まった筋肉がほぐされま す。
温冷両用のアイマスク等も売られていますが、
身近なものでは蒸しタオルが便利です。
濡らしたタオルを電子レンジで温めることで用意できますので、
目に疲労を感じたら積極的に取り入れるようにしましょう。
また、温めた後に冷やすことで、血液の循環を促すことが出来ます。
蒸しタオルだけではすっきりしなかった場合、
保冷剤等を利用し、温冷を繰り返すのも効果的です。
最後に
目に負担をかけない生活をするのが最も良いのは当然なのですが、
情報社会の現代においてはなかなか難しいですよね。
ですが、ちょっとしたことで目に疲労を溜めにくい生活はできるはずです。
例えば、パソコンのモニターの明るさを調節したり、
意識して遠くを眺めるようにしたりといったことは実行しやすいのでは ないでしょうか?
目の近くにあるツボを押すことで痛みが和らぐこともあります。
もちろん、こういった処置をしても痛みが改善しない場合には
眼科を受診するようにしましょう。
私たちは視覚に頼ることが多いのですから、
大きな問題に進展することのないよう、
上手に目と付き合っていきたいものですね。
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