紫外線が目に悪影響というのはご存知でしょうか?
紫外線は3月から増え始め、8月にピークを迎えます。
しかし、それはその時期に多いというだけで、
私たちは1年中紫外線に晒されているのです。
最近では美白ブームが長く続いていることもあり、
肌への日焼け対策をしている人は多くいます。
しかし、紫外線は肌だけではなく、目にも大きな影響を与えているのです。
日差しを浴びるのは悪いこと?
では、なぜ紫外線は目に悪いとされているのでしょう。
それは、長時間、紫外線を受けてしまうと、
角膜が炎症を起こしてしまうためなのです。
長時間、外にいて日差しを浴び続けたときに目が赤くなったり、
痛くなったりしますよね。それが炎症を起こしているということです。
目が炎症を起こすと、「充血」や「疲れ目」、果てには「白内障」などにも
繋がってしまいます。本来、目は少しくらいの紫外線なら防ぐ力が備わっています。
ですので、適度に日差しを浴びるのは決して身体に悪いわけではないのです。
しかし、強力な紫外線を浴び続けることでダメージが蓄積され、
徐々に保護する力が弱まっていくのです。
また、眼球の中にあるレンズの役割をする「水晶体」も紫外線によって
白く濁っていくことが分かっています。
水晶体は一度濁ると元には戻りませんから、だんだん濁りが濃くなっていくだけです。
ほかにも、いくら肌を日焼け止めなどで守ったとしても、
目も対策していなければ実は意味がないのです。
あまり知られてはいませんが、目から紫外線を受けただけでも、
身体が日焼けをしたと勘違いし、
日焼けの原因となるメラニン色素を生成してしまいます。
こういったことを予防するためには、紫外線が目に入ることを防ぐしかないのです。
目の紫外線対策にはサングラスが最適!
目の日焼け対策として最もおすすめなのはサングラスをかけることです。
長時間の屋外での活動やドライブの際にはサングラスをかけると、
目へのダメージをかなり軽減することができます。
特に、紫外線カットできるタイプのサングラスがよいのですが、
選ぶ際には色が薄いサングラスにしたほうがよいでしょう。
暗い場所だと光を多く取り込もうとして瞳孔が大きく開きますよね。
それと同じく、色が濃いサングラスだと光を取り込もうとして瞳孔が開いてしまい、
紫外線を多く吸収してしまうそうです。
最後に
日常生活ではなかなか使用しにくいかもしれませんが、
大切なのはダメージを蓄積させないことです。
ですので、せめて長時間ドライブする予定のある日や、
外でのレジャーのときだけでもサングラスを使用して、
紫外線対策を行っていきましょう。
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